鶏肉でボディケア!とくにムネ肉とササミが効果的!?
鶏肉には、ボディケアに期待できるって知っていましたか?
鶏肉に含まれる豊富な“タンパク質”と“コラーゲン”が、ボディケアに必要な栄養素だったんです。
また、鶏肉を食べることにより必須アミノ酸も摂取できますよ♪
今回は、鶏肉とボディケアの関係についてお話します。
鶏肉が含む❝タンパク質❞でボディケア
鶏肉に含まれる栄養素
鶏肉には、
・コラーゲン
・脂質
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンE
・コレステロール
・リノール酸
・ミネラル
・アンセリン
・カルノシン
・ナイアシン
・ナトリウム
・カルシウム
・カリウム
など、多くの栄養素が含まれています。
鶏の部位によって、含まれる栄養素の種類や量には違いがありますが、鶏肉にはボディケア以外にも美容効果や健康維持の効果が期待できますよ。
タンパク質のはたらき
女性らしさを支える
女性らしさを支える栄養素が“タンパク質”です!
ボディケアには、女性らしさを支える“タンパク質”の摂取は大切ですね。
アミノ酸のはたらき
タンパク質は、アミノ酸が繋がって構成されています。
人間のカラダは約20%がアミノ酸から構成されているため、ボディケアするにはアミノ酸も必要です。
約20種類のアミノ酸が体内にはあるのですが、体内で生産できるアミノ酸は約11種類しかありません。
体内で生産できない残りの約9種類の必須アミノ酸は、食べ物から補う必要があります。
鶏肉にはアミノ酸が豊富に含まれているので、ボディケアを期待しつつ、必須アミノ酸もしっかり補えるというわけです!
アミノ酸の効果
ボディケアだけでなく、アミノ酸には、
・体のリズムを整える
・健康維持
などの効果も期待されます。
コラーゲン繊維もボディケアの鍵
コラーゲン繊維を摂取して、しなやかなハリのある毎日を支えることがボディケアにもつながります。
コラーゲンは体内で作られるのですが、年齢と共にコラーゲンの作られる量が減少するため、食べ物からコラーゲンを摂取することも大切になります。
鶏肉の中でもおすすめの部位は❝モモ肉❞
部位別!鶏肉の特徴
モモ肉
モモ肉とは、鶏の足の付根からモモにかけての部分です。
タンパク質とコラーゲンがバランスよく含まれています。
また、ビタミンBや、人間に必要なミネラルの1種である鉄分も多く含まれている部位です。
ただしモモ肉はカロリーが高めなので、食べ過ぎには注意しましょう!
手羽先・手羽元
手羽先・手羽元とは、鶏の翼の部分です。
手羽部分は、鶏の他部位と比べてお肉が少ないため“タンパク質”の含有量は少ないですが、コラーゲンや脂肪分が多く含まれています!
美容の対策としての効果により期待できるでしょう。
ムネ肉
ムネ肉は、鶏の胸部分です。
タンパク質は豊富に含まれていますが、コラーゲンや脂肪分が少なめになっています。
また“アンセリン”や“カルノシン”という栄養素が豊富に含まれており、ボディケア以外に美容効果にも期待できます。
ササミ
ササミとは、豚や牛でいうヒレの部分です。
鶏の他部位と比べると、ササミはコラーゲン量がやや少なくなっているため、女性らしさを支えるのにはあまり効果が期待できないかもしれません。
ところが、ササミは低カロリーなうえに、鶏の部位の中で最も高タンパク質なんです!
ボディケアに向いている部位は“モモ肉”
ボディケアには、“タンパク質”と“コラーゲン”がバランス良く豊富に含まれている「モモ肉」がオススメです!
ただし、モモ肉は高カロリーであるため食べ過ぎてはいけません。
鶏皮を避ければカロリーを減少させられますが、コラーゲンは鶏皮に豊富に含まれているため、ボディケアには鶏皮もポイントになります。
毎日「モモ肉」だけを食べるのではなく、低カロリーで高タンパク質の「ササミ」を取り入れるなど、摂取カロリーの調整を行いながら食べましょう。
鶏肉は低カロリー&低コスト
鶏肉は、牛肉や豚肉と比べると低カロリーです。
低カロリーのわりに“タンパク質”が豊富に含まれている鶏肉はボディケアに効果的と考えられます。
また牛肉や豚肉などと比べると、鶏肉は比較的安い価格で購入できます♪
鶏肉の摂取目安量は約400グラム!?
厚生労働省が推奨している1日のタンパク質摂取量は、成人男性で約60グラム、成人女性で約40グラムです。
※ただし、体重や活動量によって異なります。
「鶏ササミ」100グラムあたりに含まれるタンパク質の量は約23グラムなので、女性の場合は「ササミ」を400グラムほど摂取しなければなりません。
ところが、鶏肉だけにこだわってタンパク質を摂取してしまうとカロリーが気になるところです…。
魚や野菜など、他の食材にもタンパク質は含まれているので、バランスよくタンパク質を摂取するようにしましょう。
参考:日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要
参考:簡単!栄養andカロリー計算
おすすめの調理法
鶏肉を食べる際、高カロリーな鶏皮を避けて食べる女性が多いかと思います。
しかし、ボディケアのために鶏肉を食べるなら、コラーゲンたっぷりの鶏皮を食べるのが大切なんです。
鶏肉の油を抜いてもコラーゲンは十分に残るので、油が気になる女性は鶏肉を網焼きにして油抜きすると良いですよ♪
他にも、調理の際に使う油を、カラダに良いとされているオリーブオイルに変えるなど、調理法を工夫してみましょう。
過剰摂取には要注意
タンパク質ばかりを摂取し続けていると、栄養バランスが偏ったり崩れたりして、体調不良を引き起こす恐れがあります。
また、タンパク質を豊富に含んでいる食品は高カロリーのため、長期的にタンパク質を過剰摂取し続けていると、太ってしまう恐れもあります。
とくにお肉はカロリーが高めなので、お肉だけの食べ過ぎには注意しましょう。
タンパク質を摂るタイミング
空腹時
満腹時や何か食べ物を摂取したときよりも、空腹時は栄養素の吸収率が高くなっています。
つまり、空腹時に食べた方が鶏肉に含まれる栄養素を、効果的に摂取できるんです。
私は朝食にササミを使ったサラダを作り、サラダから食べています♪
運動直後
運動後は、体内のタンパク質合成能力※が高まっています。
※タンパク質合成とは、体内でタンパク質が作り出される過程のこと。
運動後すぐに鶏肉を摂取するのはなかなか厳しいはずです。
しかし運動後、約30分以内に鶏肉を摂取すると、鶏肉の栄養素をより効果的に摂取できるでしょう!
ただ、栄養の吸収率が高くなっている分、カロリーも摂取しやすいと考えられるので、運動後の食べ過ぎには注意です。
鶏肉と一緒に食べたい!ボディケア効果のある食品
キャベツ
キャベツに含まれる“ボロン(ホウ素)”という栄養素には、ボディケアに期待できます。
キャベツにはビタミンCも豊富に含まれており、ビタミンCは体内でコラーゲンを生産するのに必要な成分です。
キャベツは、鶏肉料理の付け合わせにしたり、鶏肉のサラダにしたりできるので、簡単に鶏肉と合わせて食べやすいですよね。
大豆製品
大豆製品には“イソフラボン”という栄養素が豊富に含まれています。
イソフラボンは女性らしさにアプローチする働きがあるため、ボディケアに期待できるとされています。
鶏肉と豆乳を使ったシチューやお鍋、鶏肉と油揚げや豆腐を使った煮物などはいかがでしょうか♪
チーズ
鶏肉と同じで、チーズも“タンパク質”が豊富に含まれた食品の1つです。
チーズには骨の構成に大事な“カルシウム”や“ビタミンB2”も多く含まれていますよ。
タンパク質が豊富な鶏肉とチーズを一緒に摂取することで、タンパク質の目安摂取量を摂取しやすくなります。
鶏肉とチーズの組み合わせはとても美味しいですが、高タンパク質同士の食品なので、食べ過ぎには注意しましょう。
私は、鶏肉と野菜、チーズを使用した韓国料理の「チーズタッカルビ」が大好物です♪
肉だけじゃない!魚にも豊富な“タンパク質”が含まれている
ボディケアに期待できる“タンパク質”を多く含む食品は、お肉以外にもたくさんあります。
たとえば、魚介類にもタンパク質が豊富に含まれており、まぐろの赤身やカツオはとくにタンパク質が豊富です。
また魚介類は、高タンパク質でありながらカロリーが低いので、女性にとっては嬉しいですよね♪
参考:水産庁
鶏肉のアレンジ法:唐揚げ
揚げ物である唐揚げは、高カロリーだからと避けている女性が多いかと思います。
ところがボディケアをするためには、“タンパク質”だけでなく、ある程度の“脂肪分”も必要です。
“タンパク質”が豊富な鶏肉を揚げることで、“脂肪分”も加わるので、唐揚げはボディケアに効果的とされています。
ただし、唐揚げを食べ過ぎると体脂肪も増えやすくなるので、「ボディケアもダイエットもしたい」という女性は控えた方が無難です。
まとめ
鶏肉にボディケアが期待されるのは、”タンパク質”が豊富に含まれているからです!
タンパク質には、女性らしさを支えボディケアに大事な役割を担っています。
また鶏肉に”コラーゲン”が豊富なのも、ボディケアのポイントです。
コラーゲンには、女性らしいしなやかな毎日を支える役割があります。
鶏肉の部位の中でも、”タンパク質”と”コラーゲン”がバランスよく含まれている「モモ肉」がおすすめですよ。