豆乳に含まれるイソフラボンはボディケアの鍵
豆乳を飲んでいる女性は、多いのではないでしょうか。
実は、豆乳に多く含まれる「イソフラボン」は女性らしいボディケアを助ける働きがあると言われています!
今回は豆乳に含まれる栄養素と、ボディケアとの関係について、お話します。
豆乳に含まれる“イソフラボン”がボディケアの鍵!?
女性らしさにアプローチするイソフラボン
“豆乳にボディケア効果がある”といわれるのは、豆乳に含まれるイソフラボンが理由です。
イソフラボンは、女性らしいボディケアをサポートする働きを持ちます。
イソフラボンとは?
イソフラボンとは、大豆に含まれているポリフェノール※の1種です。
※ポリフェノールは、植物が光合成をするときに作られます。
また、植物に含まれる色素・あく・渋みや苦みなどの成分です。
そしてイソフラボンは大豆1粒に、わずか0.2~0.4%しか含まれていなので貴重な成分なのです。
植物である大豆が含んでいる“イソフラボン”は「植物性エストロゲン」とも呼ばれています。
豆乳に含まれている栄養成分
主に、豆乳に含まれている栄養成分
・大豆たんぱく
・サポニン
・レシチン
・オリゴ糖
・フィチン酸
・ビタミンB群、ビタミンE
・カリウム
・マグネシウム
・不飽和脂肪酸
参考:日本豆乳協会
豆乳には、こんなにもたくさんの栄養成分が含まれているんですね。
豆乳の栄養成分の中には、体のリズムを高めたり、満腹感を得られたり、美容に効果的な成分もたくさんあるんです!
豆乳は美容にも効果的!?
美容に効果的な成分
ビタミンB群、ビタミンE
ビタミンB群やビタミンEには、体のリズムを高めることに期待でき、ハリのある毎日を与えることができます。
豆乳にはビタミンB群、ビタミンEが含まれているので、リズムを高めたいときには豆乳を飲む価値がありそうですよ♪
調整豆乳・無調整豆乳・豆乳飲料のなかでどれが効果的?
豆乳の種類
豆乳の種類は大きく分けて、「無調整豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」の3種類に分かれ、日本農林規格により、豆乳に大豆固形分※がどのくらい含まれているのかで、3種類に区別されます。
※大豆固形分とは、豆乳から水分を除いた際に残る成分を指します。
無調整豆乳 | 大豆固形分8%以上 (大豆たんぱ質:3.8%以上) |
調製豆乳 | 大豆固形分6%以上
(大豆たんぱく質換算3.0%以上) |
豆乳飲料 | 果汁入り:大豆固形分2%以上
(大豆たんぱく質換算0.9%以上) その他:大豆固形分4%以上 |
無調整豆乳(豆乳)
無調整豆乳とは、何も味付けをしていないままの状態の豆乳のことを指し、大豆と水以外は使用していません。
大豆に含まれる栄養が豊富であり、大豆本来の味がします。
無調整豆乳は、料理や豆腐作りに使われることが多いようです。
調製豆乳
調製豆乳とは、無調整豆乳に少し塩や砂糖、カルシウムを加えて飲みやすくした豆乳のことを指します。
豆乳臭さは少し残りますが、無調整豆乳よりも飲みやすくなっています。
ダイエットの際は、調製豆乳を飲んでいる人が多いようですよ♪
豆乳飲料
豆乳飲料とは、調製豆乳に紅茶やコーヒー、果汁などのフレーバーを混ぜて、飲みやすく味付けした豆乳のことを指します。
最近では豆乳飲料の種類がたくさん増えてきているので、毎日豆乳を飲んでも私はまったく飽きていません!笑
ボディケアに効果的なのは?
豆乳に大豆固形分が多ければ多いほど、たんぱく質が豊富です。
ところが、豆乳に含まれる他の栄養素(カリウムやビタミンなど)もカラダのバランスを保つには重要なので、大豆固形分の割合だけで選ぶのもおすすめできません。
ボディケアの場合は、豆乳にイソフラボンがどれだけ含まれているかが、より重要になりますよね。
イソフラボンを始め、美容効果が期待できる“レシチン・サポニン”なども、無調整豆乳>調製豆乳>豆乳飲料のように、少なくなっていきます。
でも、継続できなければ飲みやすい調製豆乳でもOK
調製豆乳や豆乳飲料に比べて、無調整豆乳の方が大豆の栄養素が豊富に含まれています。
しかし無調整豆乳はいっさい味を加えておらず、豆乳の青臭さが残っていて、クセが強いです。
おそらく調味料やフレーバーを加えていない豆乳だけを飲むのは、苦手という女性も多くいるでしょう。
ボディケア効果を期待するには、豆乳を継続して飲むことが大切です!
苦手な無調整豆乳を我慢して飲むよりかは、あなたが飲みやすい調製豆乳や豆乳飲料を、継続して飲み続ける方が良いでしょう。
豆乳にココアやきなこ、バナナを混ぜて飲んでもおいしいですよ♪
豆乳を摂取するタイミングと理想の摂取量
目安摂取量は、70~75mg
豆乳は、飲み過ぎてもダメなんです!
イソフラボンの目安摂取量は、1日あたり70~75mgです。
豆乳だけでなく食事で大豆製品を摂っていることも多いので、イソフラボンの含有量にもよりますが、200mlのパックだと1日1本を目安に飲むと良いとされています。
ストレスが溜まっているときなど、カラダの状態によっては、豆乳に含まれるイソフラボンを過剰摂取すると、からだのリズムを崩したり、病気につながったりする恐れがあります。
イソフラボンの摂りすぎには注意しましょう。
参考:食品安全委員会(内閣府)
飲むタイミングは、朝起きてすぐ
豆乳を飲むなら、朝起きてすぐがオススメです!
朝食前のまだ何も摂取していない空腹の状態は、栄養の吸収率が高い状態になっています。
あと、朝起きてすぐに豆乳を飲めなかった場合は、食事前や間食の代わりに豆乳を飲むのもオススメです。
豆乳を飲むと満腹感を得られるので、食べ過ぎを防ぐことができますよ♪
生理中は控える
生理中にイソフラボンを摂取すると、からだのリズムに影響してしまう可能性があります。
生理中はできるだけ豆乳を飲むのは控えましょう。
まとめ
豆乳に含まれるイソフラボンという成分が女性らしいボディケアに期待できるんです!
イソフラボンの1日の摂取目安量は、70~75mlとされています。
豆乳だけでなく大豆食品でイソフラボンを摂っていることも多いので、スーパーなどでよく売っている200mlのパックの豆乳を1本飲めば、イソフラボンの1日の摂取目安量をほぼ摂取できますよ。
豆乳にはボディケアだけでなく、美容効果も期待できるので、女性にはとくにオススメです♪